【デレステ】MVをWindowsPCで超高画質にスクショする方法

デレステのMVはパソコンを使えばより高画質で見ることが可能です。
今回はWindows上で動作するAndroidエミュレータの「BlueStacks」を使用します。

高解像度MVの動画キャプチャーはかなりのPCスペックが必要とされますが、スクショならそこらのパソコンでも出来るはず。多分。

その高画質スクショの方法をまとめました。長いですが手間に見合う効果は得られます。

Androidスマホでも高画質スクショは可能です。
6月23日更新のver3.0.3でこの方法は使えなくなりました。 26日正午まではver3.0.1でログインできるので、不用意にデレステを...
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なんでパソコンでやるの?

スマホの小さい画面と貧弱なスクショ機能でちまちまやらずに済む
Frapsを使うとスクショを撮りやすい
GPUドライバから強制的にAAを適用させることもできる

一度環境を整えればスマホでやるよりかなり楽

BlueStacksインストール手順

公式サイトからダウンロード

BlueStacksの公式サイトから最新のインストーラーをダウンロードしたいのですが、
なぜか今でも旧バージョンのBlueStacks2を配布しています。

サーバー上にはインストーラーが存在するので、直接ダウンロードしましょう。
2次配布サイトもありますが色々不安なので、公式サーバーから落とすのが無難です。

公式サーバーに直リンしたので下記からダウンロードしてください。
BlueStacks 3.7.14.1559 インストーラー

インストール

先ほどダウンロードしたインストーラーファイルを実行します。
するとこの画面が表示されるので『インストール』をクリックします。
右下の『カスタムインストール』をクリックするとインストール先を選択できます。
何も行わなければ『C:\ProgramData\BlueStacks』にインストールされます。

インストールが完了するとBlueStacksが起動します。
デスクトップやスタートメニューにショートカットが追加されているので、今後はそちらから起動となります。

BlueStacks設定手順

googleアカウントの設定

初回起動時にGoogleアカウントの設定を求められます。

Googleアカウントを持っていない人は新規に作って下さい。

BlueStacks解像度設定

タイトルバーの最小化ボタンの左にある設定アイコンを押して解像度設定を開きます。
解像度は使用しているモニターの解像度に関わらず、最低限1920×1080以上に設定してください。

設定を変更したら『エンジン再起動』をクリックです。

BlueStacksエンジン設定

BlueStacksが再起動したら、先程の設定アイコンのメニューの中から『エンジン設定』をクリックします。

グラフィックモードのOpenGLにチェックを入れて『エンジン再起動』をクリックしてください。
CPUコア数は2でも十分だと思いますが、Ryzen等の多コアCPUをお使いの場合は4でもいいかもしれません。

デレステの準備

デレステをストアからインストールしてデータの引き継ぎまでを済ませます。

デレステをインストール

BlueStacksの右上にある検索欄で「デレステ」と検索してインストールします。

インストールが完了すると、画面左上にある『マイアプリ』画面にデレステのアイコンが表示されます。

デレステデータ引き継ぎ

スマホやタブレットで使っているデレステのアカウントを引き継ぎします。

iOS版からAndroid版への引き継ぎをすると、所持しているスタージュエルは全て消失するので注意してください。
引き継ぎ完了後はiOS端末からログインはできなくなるので、元に戻す際に再度の引き継ぎ作業が必要です。
Android版同士なら、引き継ぎ元スマホやタブレットから今後もそのままログインできます。

デレステMV設定

引き継ぎから初回データダウンロードを済ませたらデレステのMV設定を変更します。
「3Dリッチ」を選択してオプションの解像度設定で高画質を選びましょう。

設定を終えたら一度デレステを終了させます。

Frapsのインストール

スクショに使うWindows用ソフトです。
エミュ内臓のスクショ機能ではなく、こちらを使ったほうが色々楽です。

【Download Fraps 3.5.99 Setup (2.2 MB)】をクリックしてsetup.exeをダウンロードして実行して下さい。

Frapsのインストールが終われば準備は終わりです。

MVの高解像度化

準備を終えたらMVの解像度を上げていきます。

ADBでコマンドを打つ

adb未導入の方はこちらを参考にして導入してください。

デレステ Android版でMVの高解像度化やMV録画に必要なadbコマンドを使用できるようにする方法です。 Quick ADB/Fa...

3Dリッチで高画質設定のMV描画解像度はデレステ起動時の端末解像度設定がそのまま適用されます。

コマンドプロンプトからadb shell入力後にwm sizeを入力した結果が返ってきています。
Physical sizeにはBlueStacksで設定した解像度の1920×1080が表示されています。

その下にはOverride size:2560×1440と表示されています。
wm sizeで解像度を変更している場合にこれが表示されて、デレステもこちらの数字を優先します。

この画像の状態でデレステを立ち上げて3DリッチのMVを再生すると、描画解像度は2560×1440となります。
Override sizeの数値が優先されます。


というわけでデレステのMV描画解像度を変えましょう。
BlueStacksが起動した状態でコマンドプロンプトを立ち上げてコマンドを入力します。

adb shell

こんな感じで$マークが表示されればコマンドが通っています。
この状態にならなければこれから入力するコマンドは通りません。
エラーが出てうまくいかない時は

adb kill-server

と入力してから試してみてください。

$マークが表示された状態でまたコマンドを入力します。

今回は描画解像度を4Kまで引き上げたいので下記のように入力しています。

wm size 3840x2160

この状態でデレステを起動させると描画解像度3840x2160でMVが再生されます。
MVスクショではなく鑑賞目的なら、カクつかなくなるまで数字を下げましょう。
ただし、1920×1080以上でなければ3Dリッチは選択出来ないので注意です。

wm size 1920x1080
wm size 2560x1440

設定が反映されているか確認したい時は

wm size

と入力しましょう。
Override size:3840×2160と表示されているので、しっかり反映されていますね。

設定値を決めたらデレステを起動させて3Dリッチ+高画質設定でMVを再生させるだけです。
右下にあるフルスクリーンボタンを押すのを忘れずに。

BlueStacks側で解像度を2560×1440に設定すれば、5Kまでwm sizeで指定できますが、デレステが非常に不安定になりまともに起動しなくなります。
環境にもよるかもしれませんが、実用範囲で最高画質が4Kの3840×2160かもしれません。

スクショを撮る

MV再生中に気に入った場面をFrapsを使ってスクショしていきます。

Frapsを使う

Androidエミュにもスクショ機能がありますが、レスポンスが悪いので使いにくいです。

なのでスクショ用ソフトとしてFrapsを使います。
[Change]ボタンをクリックしてスクショの保存先を設定。
[Screen Capture Hotkey]ではスクショキーの設定ができます。
この場合はF10がスクショボタンです。

こんな感じで画面にFPS値が表示されればスクショが取れる状態です。

MVの解像度を設定して再生したら終わるまで適当にF10を連打です。
ひたすら連打すると一度のMV再生で数百枚のスクショになるので、その中から気に入った物を探しましょう。

Fraps無料版はスクショがBMP形式で保存されて非常に容量を取るので、「XnConvert」等の一括で画像形式を変換できるソフトでPNGやJPGに変換します。

Fraps使用時の注意

フルスクリーン時にFrapsを使用して保存した画像の解像度はWindowsの画面解像度設定に依存します。
Windowsの画面解像度設定が1920×1080なら、フルスクリーン時にFrapsを使用して保存した画像の解像度は1920×1080となります。
画面解像度設定が1360×768なら保存した画像の解像度は1360×768です。

なので1360×768等が設定限界のPCモニターで画面サイズ以上のスクショをする場合はMV再生時にフルスクリーンにはせず、手作業でウインドウサイズを1920×1080や2560×1440に調整しておく必要があります。

調整はNoxのウィンドウサイズを変えてはFrapsでスクショして、保存された画像ファイルの解像度が目標と一致したか確認を繰り返してください。

ウィンドウサイズ調整後は一旦フルスクリーンでMV再生ボタンタップまでを行い、MV開始後にウィンドウ表示に戻してFrapsでスクショしましょう。

使用しているパソコンがWin10+AMD GPU, APU環境ならRADEON SoftwareのVSR機能でWinの画面解像度設定を実解像度以上に引き上げることができるので色々と便利です。

比較画像

Yes! Party Time!!を3Dリッチでスクショして比較してみます。

画像は上から順番に1280×720、1920×1080、2560×1440、3840×2160と並べています。
実画像サイズは全て1920×1080に統一しています。

まずは寄りで3D標準との違いもわかりやすいこのシーン。
引き伸ばしになっている1280×720は論外として、他は等倍で見るとそこまで差は感じないかもしれません。
ただ、拡大してみると明確な差が表れます。
下に目元を拡大比較したGIF画像を用意しました。

目の部分を拡大したGIF動画です。
クリックすると再生されます。

続いては冒頭で5人が並んでいる引きのシーンです。
高解像度化はこのような引きのシーンで強い恩恵を受けることができます。

1280×720は論外です。表情が潰れてしまっています。
1920×1080でもまだジャギーが目立ちます。
ダウンサンプリングとなる2560×1440からは表情が綺麗に残り始めます。
3840×2160では更に綺麗に表情が映っています。

最後に

3Dリッチ設定に対応したMVで高解像度にすると、かなりFPSが落ちるので鑑賞には不向きです。
ただ、スクショ目的ならFPSが落ちようが全く関係ないので3840×2160まで上げて高画質なスクショを保存しましょう。

今回作業をしたPCのスペック
CPU:AMD A8-7600
メモリ:DDR3-2166 16GB
VGA:CPU内蔵グラフィック
ディスプレイ解像度:1920×1080, 1080×1920

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