デレステのMVをAndroidスマホやタブレットで録画する方法です。
ニコニコやYoutubeにアップロードされているMV動画を眺めるのも良いですが、やっぱり自分の好きな編成で録画していつでも見られるようにしておきたいものです。
この記事では録画に必要なソフトの準備を進めていきます。
adbの導入
パソコンからスマホに録画コマンドを入力するためにadbを導入する必要があります。
下のページからQuick ADB/Fastboot/Driver installerをダウンロードして実行して下さい。
ダウンロードしたQuickADBInstaller.exeを実行するとこのような画面が表示されます。ADBとfastbootを導入するかを聞かれているのでYを押して下さい。
次はデバイスドライバーを導入するかを聞かれます。これもYを押して下さい。
ドライバーのインストールウィザードが表示されるので次へを押して画面を進めて下さい。
ドライバーのインストールが終わるとこの画面になります。何かキーを押せば画面が消えて導入ツールが終了します。
導入が出来ているか確認してください。
WindowsキーとRキーを同時押しから「ファイル名を指定して実行」を開き、cmdと入力してコマンドプロンプトを起動して下さい。
導入ができていればこの様にadbのコマンド一覧と説明がズラッと表示されます。
Android端末のUSBデバッグを有効にする
パソコンとスマホやタブレットを接続してadbのコマンドを送るためには隠しメニューの「開発者オプション」を有効にする必要があります。
開発者向けオプションを表示させる
設定>端末情報>ソフトウェア情報を開きます。
「ビルド番号」を連打。
何度も連打していると「これでデベロッパーになりました!」と表示がでて設定メニューに「開発者向けオプション」が表示されます。
USBデバッグをオンにする
設定>開発者向けオプションを開きます。
メニューに「USBデバッグ」があるのでオンにします。
「USBデバッグを許可しますか?」と聞かれるのでOKを押してオンにします。
Audacityの導入
MV音を録音、編集するためにフリーの音声編集ソフトのAudacityを使います。
窓の杜からインストーラーをダウンロードしてインストールして下さい。
また、スマホの音をPCで録音するためにこんなケーブルが必要です。
スマホのヘッドフォン端子とパソコンのマイク端子をこれで繋ぎます。
持っていない人はネット通販や電気屋で買いましょう。
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プラグインの導入
音量を上げるのに便利な外部プラグインがあるので導入をオススメします。
このページ左側にある「w1limiter-win.zip」をダウンロードして、zipファイルの中にある「George Yohng’s W1 Limiter.dll」をAudacityインストール先にある「Plug-Ins」フォルダにコピーしてください。
コピーが終わったらAudacityを起動して上のメニューから「エフェクト」→「プラグインの追加/削除」を選びます。
「W1 Limiter」を選んで有効化させればプラグインの導入は終わりです。
Aviutlの導入
スマホで録画した動画ファイルには音が入っていないので、Audacityで録音した音声ファイルと組み合わせる必要があります。
そのためにAviutlというフリーの動画編集ソフトを使用します。
最初に「Aviutl本体」「拡張編集プラグイン」「x264guiEx」「L-SMASH Works」「リサイズフィルタ」の5つをダウンロードします。
AviUtl本体と拡張編集プラグインのダウンロード
こちらのサイトでAviUtlは配布されています。
先程のサイトにある「aviutl100.zip」と「exedit92.zip」をクリックして
AviUtl本体と拡張編集Pluginをダウンロードしましょう。
x264guiExのダウンロード
「rigayaの日記兼メモ帳」から「x264guiEx」をダウンロードします。
ブログ右側に「x264guiEx 2.xx」というリンクがあるのでクリックしてダウンロード先へ移動します。
移動先にある「x264guiEx 2.xx.zip」をクリックしてダウンロードしてください。
L-SMASH Worksのダウンロード
「POP@4bit」から「L-SMASH Works」をダウンロードします。
移動先にある「L-SMASH Works r***」をクリックしてダウンロードしてください。
Aviutlのインストール
ダウンロードした「aviutl100.zip」と「exedit92.zip」を解凍します。
インストーラーは無いので解凍先がそのままインストール先になります。
アクセス速度が早いSSDにインストール先を作ることをオススメします。
とりあえず今回はCドライブ直下に「aviutl」というフォルダを作ってそこに解凍したファイルの中身を入れます。
Aviutlのインストールは終わりです。
x264guiExのインストール
x264guiExをインストールします。
ダウンロードした「x264guiEx 2.xx.zip」を解凍してインストーラーの「auo_setup.exe」を実行して下さい。
起動するとこんな画面が表示されます。
Aviutlをインストールしたフォルダを指定して「次へ」をクリックして下さい。
自動で必要なファイルをダウンロードしてインストールしてくれます。
終了を押せばx264guiExのインストールは終わりです。
Aviutlの設定
Aviutlを設定していきます。
Aviutl.exeを右クリックして「管理者として実行」からAviutlを起動させてください。
Aviutlが起動したら「ファイル」→「環境設定」から「システムの設定」をクリックします。
システムの設定
「LargeAddressAwareを有効にする」と「編集ファイルが閉じられる時に確認ダイアログを表示する」の2つにチェックを入れます。
「リサイズ設定の解像度リスト」には「1920×1080」を追加します。
「キャッシュフレーム数」はとりあえず16まで上げてください。
「最大画像サイズ」は「1920×1080」と入力して下さい。
チェック入れと数値書き換えが終わったらOKを押して設定画面を閉じてAviutlを終了させて下さい。
L-SMASH Worksのインストールと設定
L-SMASH Worksをインストールします。
ダウンロードしておいた「L-SMASH_Works_r***_plugins.zip」を解凍して下さい。
Aviutlのインストール先に「Plugins」という名前でフォルダを作ります。
このフォルダの中に先程解凍したファイル群の内、4つのファイルを入れて下さい。
lwdumper.auf
lwinput.aui
lwmuxer.auf
4つのファイルをフォルダに入れたらAviutlを起動します。
「ファイル」→「環境設定」→「入力プラグインの設定」から「L-SMASH Woks File Readerの設定」をクリックします。
設定画面が出てきます。
「VFR->CFR」にチェックを入れて下さい。
リサイズフィルタのインストールと設定
こちらからリサイズフィルタをダウンロードします。
「ResizeFilter_111020.zip」を解凍したら中にある2つのファイルとフォルダを「Plugins」フォルダに入れて下さい。
DLLフォルダ
このフィルタを更に効率良く動かしたい人は「ResizeFilter.txt」を読んでAVX版かXOP版を導入してください。
ビデオフィルタ順序の設定
Aviutlの「設定」→「フィルタ順序の設定」から「ビデオフィルタ順序の設定」をクリックします。
管理人の一言
準備に手間がかかりますが、一度環境を構築してしまえば終わりなので頑張ってください。
デレステのスタミナ回復待ちの時にでも進めましょう。
次は録画と録音をしていきます。